「ライバルは過去の自分」滑落事故から奇跡の復活!【限界突破インタビュー】

限界突破インタビューvol.1

_限界突破インタビューは、今までの人生の中で限界突破をしたエピソードをお持ちの方にインタビュー形式でお話を伺っていく企画です。記念すべき第一回はKIKIさんです。KIKIさん自己紹介をお願いします。(取材/編集:棚橋 健)

目次

今回のゲスト

KIKI:初めまして!KIKIです。私は今、旅のプロデュースとヨガのインストラクターをしています。旅のプロデュースでは、海外から日本に来られるお客様のコンテンツを地域密着型で作ったり、ヨガインストラクターとしては、ヨガのイベントやリトリートを企画しています。私自身「毎日フィットネスチャレンジ」と題してインスタグラムのストーリーで800日近く継続するくらいフィットネスが好きなので、心と身体の健康につながるフィットネスを広めていきたいなと思って活動しています。

(インタビュー中のKIKIさん)

_ありがとうございます。旅のプロデュースやヨガのインストラクターはいつからやられているのですか?

KIKI:ずっと会社勤めをしていたのですが、独立したのが1年ちょっと前。そのタイミングから現在の2つの活動を始めました。

_独立されてから現在までの活動、振り返ってみていかがでしょうか。

KIKI:独立した理由として、「好きなことを好きな場所で好きな人と好きな時にできたら24時間365日幸せなのでは」という考えがあって独立したんですね。で、実際今やっている事業として旅とフィットネス。自分が好きな領域なので毎日とっても幸せです。

_確かに!旅とフィットネスは女性の方特にお好きな方が多いイメージがあります。では続いて「毎日フィットネス」についてもう少し詳しくお話を聞かせてください。

KIKI:毎日フィットネスは、コロナ禍緊急事態宣言が出た3年前に家の中で毎日フィットネスをする習慣ができたことで「こんなに毎日しているんだったらちょっと数えてみよう」と思い立ってインスタグラムのストーリーであげたのがキッカケで始めました。発信をすることで「途中でやめられない」という心地の良いプレッシャーが生まれて、どんどん継続できるようになりました。ちなみに毎日フィットネスのコンセプトとしては、毎日“何でも良いから”フィットネスを続けるという習慣をずっと続けること。なので目標日数はなくて一生続けるのが目標なんですね。例えば「1時間ランニングをする」でももちろん良いんですけど、そんなの毎日してたら続かないと思うので、「今日は3分だけストレッチをして終わりでいいや」っていう日があっても良い。とにかく継続することを大切にフィットネスをしています。

_フィットネスやトレーニングをきついものとして捉えるのではなく、精神的に継続しやすい形にすることで健康増進をしていける素敵な考え方ですね!ではそんな毎日フィットネスに取り組まれているKIKIさんに先日ダンス×エクササイズ、ダンス×フィットネスのジャイビーを体験いただきました。率直にいかがでしたか?

(ジャイビー体験受講中のKIKIさん)

ジャイビーを体験して

KIKI:すごく楽しかったです!まず興味を持っていたキッカケとして、社交ダンサーの方々は日常から姿勢が良くて所作が綺麗じゃないですか。そんな社交ダンスが土台となっているフィットネスであるジャイビーは、「もう私のために作ったんじゃないのかな」くらい(笑)

_そうですよ!KIKIさんのために(笑)

KIKI:社交ダンスをやってみたい気持ちがあった中で、フィットネスの要素が入ってることで興味もさらに増して私も取り組みやすかったです!あともう一つ、、、

_何でしょうか?

KIKI:すごく難しいなとも思いました!ジャイビーの動きは一見簡単そうに見えて実は難しいことをやっているんだなというのも体験することで実感できたので。何気ない動きもいろんなところに意識を集中させて軸をしっかり持ったり、日々の積み重ねによって軽くできるようになる。インストラクターの方、凄かったです。

_ありがとうございます。ちなみに筋肉痛になりましたか?

KIKI:なりました(笑) 特に後ろキックをしたのが腿の裏に来ましたね。

_後ろキックは難しいし、キツイですよね(笑) ジャイビーを通じて限界突破をしていただけたということでいいでしょうか?

KIKI:はい!

スノボ中の滑落事故

_ありがとうございます!ではそろそろ本日の主題、限界突破エピソードについて伺っていきます。KIKIさんは今年、お話いただいた「毎日フィットネス」の継続が難しい事態に見舞われたと思います。その辺りも含めてKIKIさんの限界突破エピソードをお聞かせください。

KIKI:はい。実は今年の2月にスノーボード中に崖から落ちてしまい、そのままの勢いで木に当たって顔面を7箇所骨折するという大事故に遭いました。病院に搬送されてベッドで目覚めた時は落ちた時の記憶はなかったんですけど、「ヤバいことになったな」というのは何となく思っていたので、「手が動く」「足が動く」「目が見える」というのを確認してホッとしたのを覚えています。ですが、思った以上に顔の骨折の状態がひどくて、しかも外傷性のくも膜下出血にもなっていて、脳に障害が残るかもしれないとお医者さんにも言われました。手術もすることになり無事成功したはいいもののそこからが一番大変で、、、顔はパンパンに腫れて麻痺しているし、数ヶ月間は他人に会うことが辛い状況が続いていました。

_KIKIさんの一報を聞いた時は驚きました。命があって本当に良かったです。ただ、そんな中でも「毎日フィットネス」は継続し続けたんですよね。

KIKI:はい。毎日フィットネスがもはや自分のアイデンティティだったので、そんな時だからこそ絶対続けようと思いました。できる範囲のちょっとしたストレッチやヨガをして、めちゃくちゃ顔が痛い(笑)みたいな。でもちょっとずつでも続けて、まだ残ってはいるんですけど顔の腫れも引いてきてやっとこうやって人前で話したりできるようになってきました。

_私も事故前からKIKIさんとはお友達で、最初からKIKIさんの印象として独立もされているし強くて美しい女性だなというものはあったのですが、事故があってからお会いしてお話ししていると強さや美しさがさらに増してきていると感じています。命に関わる重大な事故があって、肉体的にも精神的にも計り知れないダメージを負ってしまったのにも関わらず、なぜKIKIさんは強くあれたのでしょうか?その強さの源についてご自身で考えていることがあればぜひ教えてください。

KIKI:そうですね。ん〜。「自分に負けたくない」というのがすごくありました。人にはそれぞれ“これまで頑張ってきたこと”だったり“積み上げてきたもの”があると思うんですが、そういったことを踏まえて、ここで「怪我人だから大人しくしていよう」とか「活動を控えよう」とかっていうのは自分として自分のことを好きになれないなって思ったんです。こんな状況だからこそ今できることを少しずつやったり、今のこの状況を発信することで自分自身がもっと強くなれるなって思いました。

_なかなかできることではないと思います。すごいですね、、、

ライバルは過去の自分

KIKI:事故に遭ったのが2月で、その前の年の1年は「ミセスコンテスト」に出て世界大会に出場していたので、外見も内面もコンテストに向けて磨きをかけていました。その時は自分としても外見・内面に自信がある状態でしたが、そこから急に事故で顔がグチャグチャになって、すごく自信を無くしてしまったんですね。でも、この事故があったからこそ自分がもっと良くなるってするしかない、それ以外方法がないって思ったんですね。なので事故に遭ってすぐにグチャグチャの顔もインスタグラムで発信しましたし、これをコンテンツにするしかないなって思いました。良いことだけじゃなくて、辛いこと、大変なことを含めて自分だと思っているので、それをどうやって前向きに乗り越えて去年コンテストに出て自信があった時の自分よりもさらに良い自分に「事故のおかげでなったよ」ってなれるかどうか。それが大事だと思いました。

_起こってしまった事故は変えられない出来事なので、それをどう乗り越えるか、どう自分で良かったと思えるようになるか、それが大事ということですね。

KIKI:まさにその通りです。ライバルは過去の自分だと思っています。

_素晴らしい言葉をありがとうございます。では最後に、壮絶な経験をされたKIKIさんから今まさに限界を突破しようとしている方々へメッセージをお願いします。

KIKI:はい。今、色んな情報がたくさん世の中に溢れていて、特にSNSなんかを見ると「友達がこんなに楽しそうにしてる」「この友達はすごく成功してる」「私なんて、、、」というふうに、ついつい比べがちでそれは仕方ないことなんですけど、他人と比べているとどうしようもないので、やっぱりライバルは過去の自分。昨日の自分より今日の自分の方が良くなるように、去年の自分より今年の自分の方が良くなるように、自分というものを軸に置いて、もっと良い自分になろうというふうに考えていたら、もっと素敵な自分自身が作れると思うんですね。例えばジャイビーも(笑)

_ジャイビーも!?

KIKI:「前回よりも今回の方が上手くできたな」とか、「前よりもたくさんジャンプできたな」とか。ジャンプすごくキツいじゃないですか!だから、家で練習してみたり、縄跳びを飛んでみたりしてると、2回目のクラスで「この前より私上達してる」みたいに感じられると思うので、前の自分と比べてこういう小さな成功体験をたくさん積み上げていくことが大事なんだと思います。

_仰るように現代はどうしても他人と比べやすい社会なので、KIKIさんの有意義なお話は多くの方の胸に響いたと思います。ということで今日はKIKIさんに限界突破インタビューと題して貴重なエピソード、お考えを数々伺いました。KIKIさん、ありがとうございました。

KIKI:ありがとうございました!


限界突破人 – Profile –
KIKI(深井瑛子)
起業家・ヨガインストラクター。旅、SDGs関連事業のマーケティングを行う傍ら、ヨガインストラクターとしても活動。日本語の他、英語と中国語を話すトライリンガル。
Instagram:@vitamin_kiki

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